すべてのはじまり

11月 23, 2021

すべてはここから始まった

さかのぼること今から3年前の2018年7月。
システムエンジニアとして長らく働いてきた私は、デスクワークで座りっぱなしが故に腰痛を患っていました。ただ、決して運動をサボったりしていた訳ではなく、週2,3日は市民体育館にあるジムで有酸素運動や筋トレを行っていました。それでも腰痛になるので整体でポキポキやってもらったり、自力整体という本を見ながらストレッチをするなど、陰ながら努力はしていたのです。

当時は体感を鍛えれば座っていても体が安定するのではないかと、コアトレの本を買ってきてDVDを見ながら自宅で鍛えていました。朝はジョギングを40分ぐらい、夕方は自宅でコアトレという健康的な生活を送っていたのです。

そんな夏のとある日、いつものようにジョギングをしていると突然「ゴリッ!」という音と共に右股関節に0.5秒ぐらいの一瞬の激痛が走りました。何が起きたのか全く分からなかったが、一瞬立ち止まったもののそのまま歩いても何ともないのでその日は何事も無く過ごしました。

コアトレも初級編、中級編が出来るようになり上級編も出来るようになっていたのですが、どうもその日を境に朝から右足の付け根が突っ張った感じがするようになりました。そうなっても数日経てばまた平気になっていたので、「まだ大丈夫かぁ」と数週間過ごしましたが、突っ張った感じが繰り返しやってくるので遂に整形外科へ行く事にしました。

カテゴリーからネタバレしているでもう書いてしまいますが、これは私が滑膜性軟骨腫症を患って悪戦苦闘してきた記録を元に書き起こしたものです。この病気は珍しいもののようで、必死にネットで探しても情報があまりありません。

当時の私と同じように病名が付いて不安に思っている方のお役に立てればと思い、載せていきます。

MRIは高い!

数年前に改装した市内の整形外科へ行きました。家族経営3代目の先生ということでしたが、診察室に呼ばれると40代ぐらいの若い先生が居ました(登場人物が多いのでA先生と呼ぶ)。A先生はこちらも視ずにカルテ代わりのモニターを見ながら話す感じの先生でした。出会った時は挨拶もちゃんと出来ないのか、嫌な感じだと思っていましたが何度も合ってみると、それほど嫌な人では無かったことが分かってきた。でも第一印象って大事よねーw

とりあえず症状を話してから股関節のレントゲンを撮ってA先生に話を聞く。なんだか深刻な状況のようで「右の股関節の中に水が溜まっているかもしれない」というのだ。股関節というのは臼蓋という骨盤の窪みと大腿骨頭という脚の骨の頭がかぽっと嵌ったもので、普通はレントゲンではそのすき間は何も映らないが私のレントゲンにはその関節内に何かがモヤモヤっと映っているということでした。また別日にMRIを取りましょうということでその日は帰りました。

改めてMRIを受けに再び病院へ。MRIは数年前にも腰痛でやったことがあったのでどんなものかは知っていた。閉所恐怖症の人には無理な狭い空間に入れられる。腰が痛くても寝てなければならない。
昔やったのは、なんだかガーガーと音がうるさくかったのだが、ここの病院のMRIは全然静かだった。
音楽もかけてもらえたので、MRIを取っている30分の間に思わず寝てしまった。

MRIは、一度の検査で5000円もかかる。これが高い。

更に不安が募る

翌週、結果を聞きに仕事を休んで再び病院へ。

先週とは違い、A先生が少し神妙な顔で伝えてきた。関節内に水が溜まっているかもということだったが、どうも水ではない何かだというのだ。もう少し精密な検査をしないと判らないから大きい病院を紹介してくれるという。ただ、これが直ぐに命に関わってくるとかそういうことは無いという事でした。
水で無ければ何なのだ???命に関わることも可能性として有るということなのか???
何かを察知しているが、現段階では明言できないということなのだろう。

そうとう不安な顔をしていたのか、その後会計を待つ間に看護師さんから声をかけられ「そんな顔しないで、まだ次の病院で調べてもらって何ともないかもしれないし」と笑顔で言ってくれた。
本当に病院に居て欲しい人は、見た目が綺麗な人とかではなくて、こういう気配りが出来る人だと痛感した。

紹介してもらった病院は隣町の市民病院だった。医大から週一で来ている股関節専門医が居るということで、その先生に紹介してもらえることになった。その医大の専門医に、いきなり診てもらおうとすると予約で1ヶ月、2か月はかかるという事なので、1週間やそこらで見てもらえるのは運が良いという事でした。

家に帰って必死にネット情報を探すが、これといった病気が何か分からない。
市民病院の診察まで不安な日々を過ごす。